従業員満足度を上げるためには?

従業員満足度とは、言葉通り、従業員の会社に対する満足度のことを言います。従業員満足度が高い企業ならば、当然サービスの質も高くなります。また、業績も上がっていく可能性が高くなることでしょう。では、日本の企業ではどれほど従業員満足度が重視されているのでしょうか。なぜ従業員満足度が重要なのでしょうか。また、従業員満足度を上げるためにはどうすればよいのでしょうか。今回は「従業員満足度」ということで、それらの疑問についてご説明していきます。

日本での従業員満足度は?

日本で「あなたは、自分の勤めている会社に満足していますか?」という質問をすると、満足していると回答する人の数は、海外よりもはるかに低いと言われています。実際に、海外有数のアンケート会社が発表した結果によると、日本で自分の勤めている会社に満足していると答えた比率は10パーセント未満であったそうです。この結果は、先進国の中で最も低い割合でした。

従業員満足度が重要な理由

従業員満足度は、高ければ高いほどよいとされています。それには、2つの理由があります。1つの理由としては、従業員満足度が高ければ、企業を辞める人が少なくなるということです。日本では、近年、「離職率の高さ」が問題となっています。1年以内に今の企業を辞める人は3割にも上ると言われているのです。離職する人が多いということは、その分、新しい人材を雇わなければなりません。そのためには、様々なコストを捻出する必要があります。また、最悪の場合、人手不足により、一人当たりの仕事量が増えてしまうという可能性もあります。従業員満足度が高ければ、そのような問題を解決することが出来るのです。2つ目は、従業員の仕事に対する積極性が増すということです。従業員満足度が高ければ、仕事に対して積極的な人が増えると言われています。従業員満足度の増加が結果的に、企業の業績アップにつながるのです。

従業員満足度を上げるために必要なこと

では、実際に従業員満足度を向上させるためには、いったいどのような取り組みをすればよいでしょうか。そのために必要な2つの原則についてご説明いたします。1つ目は、仕事外でのコミュニケーションを充実させることです。仕事中に同僚や上司との関係性を深めることが出来れば、それに越したことはありませんが、現実的ではありません。関係性が大切と言っても、仕事中に話すことができる時間は限られています。だからこそ会社ではなく、仕事外でのコミュニケーションを取ることが大切なのです。かといって、自分のプライベートな時間を削るのもなかなか難しいことです。もし企業が互助会やお食事会という名目で、仕事仲間の関係性を深めることのできるイベントを定期的に行うことが出来れば、従業員満足度は向上することでしょう。2つ目は、従業員に対する共通のスローガンを掲げることです。経営陣は、スローガンや目標が見えているかもしれませんが、実は、従業員がそのスローガンを理解していないという企業は非常に多いのです。そのような場合に、経営陣と従業員の対立が起きてしまい、最悪の場合には、会社の業績が下がり、離職する人が増えてしまうかもしれません。共通のスローガンを用意することで、従業員が一致団結となり、結束しやすい職場を作ることが出来るのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、「従業員満足度」についてご説明いたしました。従業員満足度が低いという現状になっているからこそ、そこに力を入れることで、企業がより成長し、厳しい生存競争に勝つことが出来ます。従業員満足度を上げるためには、難しい政策が必要なわけではありません。ほんの些細なことを工夫するだけでも、少しずつ変わってくることなのです。まずは、今の経営方針を見直し、少しずつでも従業員満足度が上がるように、試行錯誤することから始めてみましょう。