新卒の就職活動状況

今の就職活動は、一昔前とは大きく異なっています。バブル世代ならば、大学生というだけで就職先が決まり、すぐに正社員になれることもありました。しかし、今は大学生というだけで、すぐに就職先が決まるということはないでしょう。一昔前には、大学生はエリートというような風潮がありましたが、時代は変わってきているのです。また、就職活動をする新卒の人数も大幅に増加したために、全員が面接できるのではなく、エントリーシートで選ばれた人のみ二次面接に進むことが出来るようになりました。今回は、「新卒の就職活動状況」ということで、今の新卒はどのようにして、就職活動をしているのか、その実態をご説明いたします。来年に就職活動を控えているという人や、早くから就職活動について知っておきたいという人は、参考にしてみてください。

早めの就職活動が実を結ぶ

就職活動は、一般的に3年生の夏からと言われています。しかし、それよりも早くから企業研究やインターンに参加する学生もいれば、一方4年生から活動し始めるというような学生もいます。近年の就職活動では、合否のふるい分けを決める「エントリーシート」が非常に重要となっています。エントリーシートと言っても、ただ単に必要要項を記入するのではなく、志望理由を800文字以上で書くというように小論文形式で、膨大な文字数を要求するような企業も増えてきています。また、エントリーシート以外にも、グループディスカッションと呼ばれる5~10人ほどでの集団討論や、SPIなどの試験で合否を決めることもあります。それゆえに、一夜漬けやその場しのぎの対策だけでは、企業に見抜かれてしまうような内容の就職試験が増えてきているのです。だからこそ、できるだけ早くから、企業を徹底的に調べ、就職したい企業から欲しいと思われる人材になるように努力しましょう。

落ち込んでしまう学生も多い

バブル時の就職活動ならば、面接を受けた企業は10社ほどで良いとされていました。しかし、今は50社以上受けるのが定石となっています。インターネット産業が発展したことにより、WEBエントリーが可能になりました。それによって、一つの企業に多くの学生がエントリーするようになったのです。当然、受ける人が増えたということは、落ちる人の数も多くなります。今の就職活動は、「年齢の数と同じほど落ちる」とも言われているそうです。その分、就職活動に苦しんでしまう人もそれだけ多くなっているのです。

新卒という機会を逃してしまうと

就職活動に失敗してしまい、「既卒者」となってしまうと、正社員として就職することが非常に難しくなってしまいます。もちろん、既卒者を雇ってくれる企業もありますが、新卒という肩書の方が、はるかに採用されやすいというのも事実です。既卒者になり、就職できないからという理由で、派遣などの非正規雇用社員として働き始めてしまうと、さらに就職するのが難しくなってしまいます。このような悪循環を避けるためにも、新卒時に十分な準備をして、他の就活生と差をつけるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、「新卒の就職活動状況」ということで、今の就活生の活動状況についてご説明いたしました。気を付けるべきことは、新卒で無事就職出来たという人でも、1年以内に離職する人の割合は、3割にも上るということです。就職難という時代だからといって就職を焦らずに、自分のやりたい職種、やりがいのある仕事内容を選ぶようにしましょう。そのためには、早くから情報を集め、就職活動に備えておくことです。時間がなく、ぎりぎりの就職活動になってしまっては、自分の好きな仕事を選ぶことも出来ません。余裕のある就職活動を目標にしてみるとよいかもしれません。